この思いをどう表わそうか

思ったことをそのままに

橋口さんはなぜ踊るのか

※映画「関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!」の内容に触れています。

















あ、ほい!あ、ほい!あ、ほいほいほいほい!
ぐいぐいよしこいぐいぐいよしこいまだまだ足りないぐいぐいよしこいぐいぐいよしこいぐいぐいよしこいまだまだ足りないぐいぐいよしこ〜い!

はい、ドリステ2回目見てきました。今まで複数回見ようと思った映画は多々あれど、実際に見たのは今回が初めてです。ハイ☆ス○ードとかラブラ○ブとか見ようと思って1回でやめてましたね…。そうです、アニヲタでもあります。
とにかく涙が止まらない映画でした。実際の彼らと重ねてしまう部分もあったり。小姓ズのメンバーがアイドルに対して本気でない時間がほとんどで、真面目に取り組む様子は少ししか流れないのですが、それが彼らの未来を想像させてまた涙が止まらず。ラストの松竹座のシーンではもう涙垂れ流しです。

さて、そのラストシーン。松竹座にて関西Jrと共に小姓ズが主題歌「Dream Catcher」を歌っているのですが、その中に松竹撮影所のスタッフ兼小姓ズのマネージャー、室龍太演じる橋口武彦も。レポしか読んでいないのですが、舞台挨拶でもその話題が挙がったようで。そのことについて真面目にうすーく考えてみました。

まず、橋口武彦という人物について整理してみます。
松竹撮影所のスタッフということですが、部署等は明言されていなかったはず。マスコミ向けにスタジオを公開した際について回っている、小姓ズに関しての仕事を請け負っているということから広報担当ではないのでしょうか。そういう担当が実際あるのかどうかは分かりませんが、一個人の妄想として流していただければ。
年齢も龍太くんと同年代の20代半ばでしょうか。
小姓ズのマネージャー的存在として世話を焼き、叱咤して呆れながらも1番応援しているとのこと。部長に直談判しに行ったり、それが通ると張り切ったり、解散の際には看板を戻して「すまん」と呟いたり(?)、再結成が決まると誰よりも喜びを露わにし、「うちの自慢の小姓ズです」と紹介し、「俺の小姓ズやぞ!」と鼻高々に言う。とにかく小姓ズを大事にしているのがひしひしと伝わってきます。

なぜやる気もない、集客も見込めずスタジオや町の宣伝にもなりそうにない彼らにそこまでできるのか。本業のスタッフの仕事もあって忙しい中、マネージャー業も兼任するなんてなかなかできないでしょう。
情が湧いたから。それもあるだろうがそれだけでできるのか。

そこで1つ仮説を立てました。橋口さんは元々アイドルを目指していたのではないだろうか。

幼き日の橋口少年はアイドルに憧れ目指し、もしかしたら小姓ズのようにローカルアイドルをしていたかもしれない。しかし、アイドルになることができなかったかグループを組んでいたなら解散してしまったか、アイドルの夢は絶たれてしまう。しかし、そんな世界に携わっていたい、そんな思いから地元にある京都の松竹撮影所に就職を決めた。あ、橋口さんは京都出身の設定にしてます。
こうして撮影所スタッフとして仕事をこなしていたある日、突然舞い込んできた市からのローカルアイドルを立ち上げるという要望。そして集まった小姓ズのメンバー。小姓ズの世話をするのは必然的に部下の仕事になるでしょう。ということで世話をすることになった橋口。こうして世話をしていくことで、橋口は自分の叶えられなかった夢を彼らに託していたのではないか。自分では無理だった。でも彼らなら叶えてくれる。叶えてくれるなら自分は全力でサポートしようと。

そして5年経ち、解散、再結成を経て、再び小姓ズのマネージャーとして彼らをサポートする日々が始まる。真剣に取り組む5人に負けじと橋口もより一層マネージャー業に勤しむ。もちろん、本業も疎かにすることはない。
6人の努力のお陰ですぐにとはいかなかったが、着々と人気を集め、2年後には定期ライブにはこぢんまりとしているがセットが用意され、椅子もいっぱいで茣蓙が再び敷かれるようになった。しかし茣蓙もいっぱいで立ち見も現れ、日によっては入場制限を設けることもあった。
その噂は松竹の上層部の耳にも入った。そして、松竹座で記念公演をしてみないかとの申し出が。喜んで請ける6人。
バックダンサーもプロアマ問わず募集したところ、多く集まった。その中には5年目の再結成ライブを見て小姓ズに対して考えを改め、尚且つ運動神経に自信のあった谷澤と渡辺、祖母の影響で小姓ズを応援し、同じくダンスに自信があった銭湯の少年の姿も。

松竹座公演に向けて順調に準備が進められていく。本番数日前には舞台設営も完了した。そのステージを見て、かつてアイドルを目指した自分を思い返す橋口。誰もいないのを確認し、ステージに上がる。そして、小姓ズの5人がステージ上で披露する曲を1人歌い踊る。その様子を陰から見る小姓ズのメンバー。見られてることに気づき、昔アイドルを目指したが挫折したということをぽろっと零す。橋口は昔のことだと笑ってみせるが、5人には笑い飛ばすことができなかった。

本番当日。上層部の読み通り客席は満員。その様子を陰から見た橋口は、よし!とガッツポーズ。アレです、劇中でもやってた例の可愛すぎるアレです。
そこに今日のための衣装に身を包んだ5人がやってくる。何も言わず、橋口を控え室へと連行する。連れてこられた控え室には黒を基調とした1着の衣装があった。バックダンサーのでもなく、5人のものでもない、これまでの準備の間一度も見たことのなかった衣装に首を傾げていると、次郎から告げられる。これは橋口の衣装だと。結成当初から見守り助け、上に頭を下げてくれた橋口への恩返しだ、6人で小姓ズなのだと。涙ぐむ橋口。袖を通し、5人にお礼を言う。そして、1曲限定で橋口もステージに立つことに。その曲は数日前、このステージで1人踊った曲「Dream Catcher」。立ち位置変更の打ち合わせをし、ダンスや歌を再確認。ずっと練習を見てきた橋口だ、時間はかからなかった。

公演が始まり、時間が流れていく。そして最後の曲「Dream Catcher」のイントロが流れ始めた。煌びやかな衣装に身を包んだアイドル橋口武彦は松竹座のステージへと一歩を踏み出した。


みたいなね!!
ちょこちょことしか決めてなくて谷澤と渡辺と銭湯の少年はどうしようとか思ってたら、なんとかねじこめましたね。いやー、自然にねじこめたわー。
以上が私の考える橋口さんが踊った理由です。まあ、パンフで優馬くんが言うように夢か現実か、未来の話なのか、正解はわかりませんがね。
監督、橋口さん主役のスピンオフ待ってますよ。映画でも特典でも良いのでお願いします。あと龍太くんの演技もっと見たいんで各方面の方々、よろしくお願いします。