高杉剛がすごすぎた
前回の記事に続き、実写「銀魂」についてです。今回は堂本剛演じる高杉晋助について話させてください。
前回も書きましたが、キャラクターのビジュアルが発表されるなか、唯一首をかしげたのが高杉でした。いや、好きなんですよ剛くんは。お顔も美しいし喋れば面白いし歌えばかっこいいし。でも、あの高杉晋助ではねえだろーと。ちょっと綺麗すぎない?もうちょっと根性捻じ曲がったような極悪非道っぷりが出ててもいいのでは?もっと適任がいるかもしれな……いかもいないかもしれないけど他にもっと近い人がいたのでは?何より高杉人気ってすごいからこれ失敗してたらやべえぞ。そんな下世話なことをいろいろと考えていました。子安高杉がファンの中で定着してしまってる、他の誰も真似できない唯一無二感があったんですよね。あ、私高杉のことそんなに特別好きとかではなかったです。
そしてそんな不安を抱えながら見た1回目。高杉の第一声(厳密にはその前に回想シーンがある)の「今夜はでけえ月が出てるな」というセリフ。
なんだこの感覚。
今まで与えられてきた高杉ではない。でも、紛れもなく高杉で。なんだか不思議な感覚でした。
そして振り返る高杉。
あっ、これ目が光る演出いらねえ!光らなくても目がやべえ!!
神楽ではありませんが「こいつ、ヤバい」と思いました。
しかし、高杉剛のヤバさはこんなところで終わらなかった。
まずあちこちでも言われてますが、目がすごい。なんていいますか、目の前のずっと先、自分が守りたかったものを見ているような、周りからは浮いてるような目。かと思えば斬りかかる時には鋭く光って。右目1つでこれだけ表現ってできるんですね。びっくりした。
次に殺陣。ラストの実写オリジナルシーンの銀さんとの殺陣。スピードがすごい。それを片目でやってるんですよ。距離感掴めないはずなのにあの殺陣。やっべえ。何より今の剛くんがあんな動いてるのがまず珍しいのでは。
そして笑い声。先ほど述べたように、高杉剛は子安高杉とは違っていました。ですが、笑い声は瓜二つ。あの独特の笑い声が三次元で再現されていました。その再現っぷりには震えました。
そしてそしてなんといっても
脚!!!
もうこれは実際見てくださいとしか。いやーもう素晴らしい。アラフォーの脚ってあんな綺麗なんですね。あの脚で2回目見にいくの決めました。
これらを踏まえてふと思ったのが、人間味が増したなと。高杉がなぜ幕府や国を相手にこんな行動を起こしているのか、どんな感情でいるのか、そういうのがとても伝わってきたように感じました。何回見ても見足りない!
とりあえず、高杉剛と20周年の露出の多さのせいでキンキのCD中古新品含め計10枚以上買い、「33分探偵」のBOXもなんやかんやで集めました。助けてください。