この思いをどう表わそうか

思ったことをそのままに

「関ジャニ∞渋谷すばる」最後のステージ。ファンへの想いを叫ぶ。

2018年6月27日から7月8日にかけて、関ジャニ∞のコンサートが行われた。これは、4月に年内でジャニーズ事務所退所を発表した渋谷すばるの出演する最後のステージとなった。
今回の会場は、なんと日本全国。収容人数はおよそ1億2千万人とかなり大規模だ。これは、昨年5大ドームツアーを2度行い、のべ55万人を集客した関ジャニ∞としても前代未聞の規模となる。
開演前、会場には渋谷が作詞作曲を手がけ、メンバー全員のレコーディングにも立ち会ったという曲「生きろ」*1が流れていた。絶妙な選曲に、会場のボルテージも高まっていく。
開演前のeighter(関ジャニ∞のファンの名称)によるエイトコールが響き渡る中、メンバー7人現れ、大倉のカウント、横山のウインドチャイムと丸山のベースの音が鳴る。自身初のシングルでのバンド曲「LIFE〜目の前の向こうへ〜*2だ。バックにはユニバーサルスタジオジャパンが広がっている。この場所はデビュー時、彼らがイベントしたということもあり、凱旋とも言える光景にeighterのテンションは早くも最高潮へと達した。
楽器を置いた彼らが次に披露したのは「キング オブ 男!」。「さよならの時に背中をたたいてくれた」「夢を掴むまで止まんじゃねぇ!」といった今後の渋谷を送り出すような歌詞、大サビでの渋谷、錦戸のパートなどで、涙を流すeighterも現れ始めた。
ファン歓喜の2曲披露すると、ここでメンバーからのお知らせが*3。4月の会見に出席できなかった安田の状態についてだった。昨年2月に髄膜腫を患い手術。それとの因果関係は不明だが、今年4月に自宅で立ちくらみを起こし、背中を骨折したとのこと。安田本人をはじめ、メンバーからは心配しすぎなくてもいい、だが8月の大阪公演までの完治を目指し、仕事はセーブすると伝えられた。今まで様子が分からず不安だったeighterも、心配ではあるが安心はしたのではないだろうか。
その流れでスペシャルゲストが呼び込まれた。現在、冠番組の「ペコジャニ∞!」でも共演している、X JAPANのボーカルToshIがステージに現れた。まさかの展開に客席は大盛り上がり。渋谷の新たな門出を祝うため、長渕剛の「乾杯」をアカペラで披露*4した。その歌声には渋谷も目に涙を滲ませているように見えた。
ここでMCコーナーへ。テーマは11年続けてきた地元大阪の冠番組関ジャニ∞のジャニ勉」。初回放送から最新のロケまでを振り返った*5。400回記念ロケで箱根に行った際、30分以上歌い続けた「吹きさらしロープウェイ」の話になると、「イタいグループやな」と村上が評する場面も。この番組で生まれた数々のキャラクターの中から、渋谷のお気に入り「ヘビおじさん」を披露するなど、笑いに溢れた時間となった。
続いては地元が同じという渋谷と村上の思い出話や、渋谷と錦戸の間に起きた「蕎麦事件」の話などを挟み、丸山主演ドラマの主題歌「がむしゃら行進曲」*6へ。メンバーとeighterと一つになって踊った後は、再びバンド曲の「NOROSHI」。渋谷のメンバーカラーでもある赤い照明に照らされたステージの中、「誰にも見れない夢を見て 燃えたぎるハートに賭けてみろ」「行くべきはそう、君の踏み出した先にある」と歌い叫ぶメンバーにeighterの涙は再び零れ落ちる。
曲が終わり、楽器が下げられたステージに投げ込まれたのは「これ当てられたら誰かと一緒に「初老2S(ショット)写真」」と書かれた金色のボール。そう、「関ジャニ∞クロニクル」でおなじみ「いきなりドッジ」が始まったのだ*7。他にも猫に扮した横山、渋谷、村上を丸山があやしたり、渋谷の暴走によりとても文字にはできないカオスな状態になったりと、関ジャニ∞らしさに溢れた時間となった。しかし、合間に丸山が渋谷に「ほんまお前の歌が好きや」と告白するなど、やはりどこかいつもとは違っていた。そんなドッジのラストボールに書かれていたのは「7人で歌いたい歌を歌う」。メンバーも思いがけない展開に空気は一変。安田がアコースティックギターを手に取り、メンバーは打ち合わせを始める。打ち合わせが終わると、ギターの音が響き始める。デビュー当初から歌われていた楽曲「Heavenly Psycho」、それが7人の選んだ曲だった。美しいギターの旋律と7人の歌声で紡がれる希望の歌に、会場は感動に包まれる。
その感動のまま、流れ始めたのは「オモイダマ」。「頑張ってきたこと知ってるから」「泣いた日も無駄じゃない」「届けこの音よ 放てあの空に」「積み重ねてきた日々は宝物」「闘うことに背を向けるな」「走れ!走れ!迷わず前へ」。4年前、全国の高校球児を応援した言葉の全てが渋谷へと向かって行く。曲が終わるとしばらく鳴り止まない拍手の嵐が7人に降り注いだ。
コンサートもラストスパートにかかろうかというところで、またしてもゲストが登場。東京スカパラダイスオーケストラの面々がステージに現れた。5月発売の関ジャニ∞ベストアルバム「GR8EST」にて、彼らは「無責任ヒーロー」のコラボをしている。そんな彼らが披露するのはもちろん「無責任ヒーロー*8。会場が一体となって「ファイト!関ジャニ!無限大!エイト!」と飛び跳ね、客席もスパートをかける。
スカパラのメンバーが退場すると、7人の雰囲気が変わる。客席もそれを察したのか、静まり返った。そして渋谷の歌声が響く。「今日も誰かがめぐり逢う 遥か遥か西の街 恋をするなら 御堂筋から始まるのさ 雅なるストーリー」。彼らの地元大阪を舞台にしたラブソング「大阪ロマネスク」だ。デビュー当初から歌われているが、テレビで披露したことはなく、コンサートも2014年の夏を最後に歌われていなかった。eighterの中でも根強い人気を誇るこの曲を持ってきたということは、メンバーにとっても大切な曲なのだろう。曲が終わると、渋谷が「ジャニーズ事務所のタレントとして21年間、そして関ジャニ∞というグループのメンバーとして14年間、今日まで活動させていただけたことは、自分の人生にとって何よりの誇りです。本当にありがとうございます。今この最後の瞬間も、ここにいる6人の仲間たちにすごく支えられています。本当に感謝しています。ありがとう。これからの6人の関ジャニ∞にぜひ期待してください」と綴った。
そしていよいよ最後の曲となった。最初に聞こえたのは大倉のカウント。1曲目と同じ「LIFE〜目の前の向こうへ〜」だ。しかし、メンバーの表情は初めとは違っている。横山は今にも泣きそうな寂しい顔を、村上は普段と変わりないよう務めるもどこか寂しそうな顔を、安田は寂しそうにも優しく微笑みながら、丸山は寂しそうな顔をしていたがやがて笑顔を見せ、3ヶ月前の会見でふてくされていた大倉は満面の笑みを浮かべ、渋谷は今まで以上に目に涙を浮かべ、会見からこれまで凛とした佇まいを見せていた錦戸は涙を流していた。この瞬間を逃すまいと演奏に魂を込め、歌い叫ぶ7人。そして曲の最後、渋谷は叫んだ。「eighter!!」と、自身が名付けたファンの名前を。演奏終了後、錦戸は涙を浮かべながら「やっぱり、寂しいね」と本音をポロリ。おそらく誰もが思っていることだろう。最後に村上が「これから6人の関ジャニ∞をよろしくお願いします!」と伝え、渋谷は「ありがとうございました」と一礼した。
7人の関ジャニ∞は今回が最後。eighterも寂しくて泣いた人も多いだろう。しかし、週末からは6人でのツアーも始まる。7人はすでに前を向いている。今日は泣いたっていつか笑えるはず。そんな未来を関ジャニ∞は、渋谷すばるは連れてきてくれるはずだ。彼らはまだまだ終わらない。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

コンサートでしか「eighter!!」と叫ばなかったすばるくんが、関ジャムで「eighter!!」と叫ぶ姿を見て、この1週間のテレビ各局のセレモニーはコンサートだったように見え、拙い文章ながら、記事っぽくしてみました。なんか感想を文字にしたくても語彙力がないもので。とにかく、これからの6人と1人が楽しみです。
21年間、アイドルでいてくれてありがとうございました。

*1:関ジャニ∞渋谷すばるのスバラジ」2018年6月30日放送

*2:「テレ東音楽祭」2018年6月27日放送

*3:2018年7月2日、FC動画にて発表

*4:「ペコジャニ∞!」2018年7月2日放送

*5:関ジャニ∞のジャニ勉」2018年7月4日放送

*6:ミュージックステーション」2018年7月6日放送

*7:関ジャニ∞クロニクル」2018年7月7日放送

*8:「関ジャム完全燃SHOW」2018年7月8日放送