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ジャニーズ・フューチャー・ワールド見てきました

※「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」の内容について触れています。

 

 

 

 

先日の記事にもちらっと書きましたが、現在梅田芸術劇場にて行われている「ジャニーズ・フューチャー・ワールド」を観劇してきました。
実はジャニーズの舞台は今回が初めてです(外部舞台しか行ったことなかったというか行けなかった)。噂には聞いていましたが、ぶっ飛んでるといいますか、ストーリーには「ん?」と首を傾げたりしました。ですがやはりジャニーズ、パフォーマンスがどれも素晴らしく圧巻で見ていて飽きない、そんな舞台でした。

そんな舞台で座長を務めた平野紫耀くん。彼はエリンギプールをはじめとした天然エピソードに事欠きませんが、歌やダンスなどのパフォーマンスは惹きつけるものがある、と分かったつもりではいました。
生で見ると、なんていうか、軽々とこなしているように感じました。フライングを4種類(?)こなし、太鼓もたくさん操り、バトンを回し、サックスを吹き。やってること一つ一つはすごいことのはずなんです。なのにそれらを全て軽々と。レポでもちらほら見たのですが、すごそうに見せないのがすごい。平野紫耀を分かった気でいるのはまだまだ早かったようです。まだ19歳ということもありますし、これからどうなって、どこまでいってしまうのか、さらに楽しみになりました。

続いて東京Jr.。少クラやガムシャラ、真夜中のプリンスを見ていたとはいえ、実はprince以外のメンバー(松倉くん、松田くん、目黒くん、森継くん)は名前以外ほとんど知りませんでした。だからどんなパフォーマンスを見せてくれるのか未知数だったためかなり期待していました。
そしてパフォーマンスを見たところ、なんと言いますか、仕上がっている。舞台上で1つの作品が出来上がってるような、まとまりのある、それでいて圧倒されるような、そんな感じでした。いや、すごい。どこがどうとは具体的に言えないのですが、やはり関西とは違うものを感じました。気がつけば松田元太くんを目で追ってしまう自分がいました。
そんな彼らと共に座長を支えたprinceの3人。実は彼らもほとんどバラエティーでの姿しか知らなかったんです。少クラもあまりしっかり見ていませんでしたごめんなさい…。
そんな彼らしか知らなかったからこそといいますか、受けたギャップがどえらかったです。岸くん歌声甘っ!岩橋くんかっこいい!神宮寺くん、ヴェ…さすがスマート!見る目ががらっと変わりました。princeって名前だけあってみんな王子様…!
ですが、お笑いランドでの積極性はすごいですね。岸くん前のめりすぎるでしょ。岩橋くんも結構ノリノリでやるし。神宮寺くんも嫌だ嫌だ言いながらちゃんと前に出てしっかりやって帰るという。すごい。princeに落ちそうで怖いです。

そして念願だった関西Jr.。関西Jr.も東京Jr.に負けることなく素敵でした。中でも何人か目に付いたのが。
まず、石澤晴太郎。今回私は運良くチケットを2日分とることができたので2日入りました。(多ステしないとか言ってたけど、取れてしまったら行ってしまうものですね…。ありがとうピーチケパーチケ。)その内1日は今江くんが欠席のためその代役で晴太郎が踊ってたのですが、かっこいい!特に「Back Fire」。関西Jr.の中でもダンスの精鋭たちが集まったfunky8の中に交じって踊っていたのですが、引けをとることなく堂々と踊っていてついつい目を奪われてしまいました。
続いてはまさかDoこと正門良規。関西きってのギタリストですね。今回、コビバ(小島健)が初めてギターに挑戦しているのですが、2人並んで弾いている時にちらちらとコビバを見ているんですね。その余裕と優しさがさすがだなと。そしてJr.マンションでの三味線。これまたさすがだなと感じたのが、みんな手元を確認しながら弾くため下を向きがちなのですが、まさかDoはほとんど正面を向いています。2階のセンターというど真ん中で。いやー、すごい。
そしてそのJr.マンションについてもう1人話したいのが高橋恭平くん。先ほど書いた通り、みんな下向きがちなのですが、恭平くんも手元を見つつもすぐ正面を向いていて、出来る限り前を向いていようとしているのが伝わってきました。そんな恭平くんの位置はまさかDoの真下。センターの縦列がとてもどっしりとしていたように見えます。入った席が3階だったため、マンションの3階は見えませんでした…。
三味線の他でも、バックにつく時はほとんどセンターで。正直特別ダンスが上手ではないんですが、楽しそうに踊るんですよね。以前ラジオで言っていた「踊ってる時間が好き」というのが伝わってきました。
楽しそうに踊るといえば、川北翔くんと小柴陸くん。表情から踊ってますよね。とにかく視線が上手(2人がよく立つ側)へと行きがちでした。また2人に限らず12年組はもちろん、14年組も楽しそうに踊りますよね。
そんな14年組からもう1人、大西風雅くん。まいジャニや少クラを見ていると、ほわんとした子だなという印象を受けていたのですが、舞台に上がるとがらっと変わりますね。岸くんと兄弟役を演じた「タイタニック号」、朗々と歌う文ちゃんの後ろで踊る「You&I」。明らかに普段と目つきが違っていました。それはさながら空手をしている時のよう。声がよく通るし聞き取りやすいし、ダンスもかっこよくて。関西Jr.みんなのアイドル大西風雅とは一体…。これからもパフォーマンスを見ていたい、そう感じました。
その後輩たち、入ったばかりの16年組。やっぱりまだおぼつかない様子で先輩たちとは違いますが、みんな笑顔が素敵で。特に嶋崎斗亜くんはすでにアイドルっぽい…。その中で気になったのは、夏に松竹座で名前がいじられた(?)佐野晶哉くん。ダンスもまだ身についてない感じで少し恥ずかしさがあるんでしょうか、そんな感じでしたが、本当に笑顔が良い。一生懸命歌って踊る姿に目を奪われました。なんでも劇団四季の「ライオンキング」でヤングシンバ役を務めるくらい歌が上手かったり、アクロバットができるとか。そしてあの長身なので、今後の可能性をいろいろと感じさせられました。直近はクリスマス公演になりますかね。とても楽しみです。
上記に挙げた子たち以外にも、春松竹座以来のジャニ舞台最年長の文ちゃんからちびっ子まで、みんながみんな全力のパフォーマンスを提供してくれたと感じました。何知ってんだって感じですけど。終演後、充実感がすごかったです。

そして、この人については別枠で話させてください。室龍太くん。とにかく出番が多い。1幕なんてほぼ出ずっぱり。踊ってはけて着替えてすぐに出て、芝居、太鼓、フラッグ、ラストに台宙。紫耀くんに次いで、もしくはそれ以上に大変だったんではないでしょうか。アラサーの運動量じゃない。また、出番がほぼ同じ博多座からのメンバーを見ると、最年少の元太くんが17歳、1番年齢が近い森継くん、ジーコでも22歳。そんな年齢差のある彼らと同じ量のパフォーマンスを全力でやりきる姿がとてもかっこよく、涙が出ました。1幕終盤にある「BIG GAME」の後はやっぱりきついのか、レポを読んでも実際見ても顔を歪ませていたりしていましたが、それでも手を抜かず、力強く美しいパフォーマンスを見せてくれる。この人を好きになってよかったと改めて思いました。
そしてそのハードな1幕を抜けた先の2幕ではツッコミ地獄。漫才でツッコミ、文ちゃんにツッコミ、みんなのギャグをフォローし、死にそうなぐらい笑う。カロリー消費量がハンパない。その後もラストまで全力で踊り続ける。とてもしんどそうですが、ステージに立つことを楽しんでるように見えました。webの連載でも「博多座より出番が増えて楽しい」と書いていました。こっちも嬉しいのですが、怪我だけには気をつけてほしいです。
演技も上手くなり、滑舌も良くなっているので舞台に出てほしいなと思ったりしたのですが、やっぱりアイドルとして歌い踊る姿をこれからも見ていたいと思いました。アイドル室龍太としてステージに立ち続けてほしいです。
余談ですが、文るたが「BIG GAME」を歌う姿には心が震えました。

東京Jr.に関西Jr.、先輩の内くんやジャニワベテランの石垣くんと後藤くん。このような普段介することのないメンバーが同じステージに立つという今回のような機会は、出演する彼らにとってかなり大きな刺激となったのではないでしょうか。その刺激を受けた彼らがそれぞれ、これからどのように活躍していくのか、さらに楽しみになりました。今はまず、無事千秋楽を終えることができますように。
大晴は無事クリスマス公演までに完治しますように。